ピアノと書評日記

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【TransportFever2】鉄道計画と閉塞区間についての備忘録

 

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最近transportFever2という街づくりゲームにハマっている。これは交通計画に主軸を置いたゲームで、街の建物などは勝手に発展していく。citiesSkylinesのように何でもかんでも自分で作るタイプのゲームではないが、ヒトやモノを効率よく輸送していくとボーナスとして街が勝手に大きくなっていく。気付かないうちに街が大きくなるサマはなんというかアリの巣観察キットのような面白さがあるのだ。

 

鉄道計画と閉塞区間

 

このゲームは道路や海路、空路を整備できるが、なんといってもキモは鉄道計画である。このあたりの力の入れようはcities~も遠く及ばない。一方で私は鉄道関係はあまり興味がなかったため、鉄道計画で重要な「閉塞区間」という考え方を理解するのに苦慮した。

 

そこで備忘録としてこの辺の考え方を整理して残したいと思う。

 

 

閉塞区間とは

 

閉塞区間とは電車同士が衝突したり詰まったりしないための考えで、2つの信号で区切られた1つの区間内には同時に2つ以上の電車が入れないようにする考え方だ。

 

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上記Ex1では区間2に赤い電車がいるため、青い電車はこの区間には入れない。一方で区間1と3には電車はいないため入れる。

 

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注意したいのは閉塞区間は物理的な線路にではなく、計画した路線に対して適用されるということ。上記Ex2では赤い路線と緑の路線がある。このとき赤い路線を走ってる赤い電車が真ん中にいるときは、青い電車は先へ進めない。しかし赤い電車が右図まで動くと、青い電車は前へすすめる。青い電車を走っている閉塞区間はあくまで緑の路線上にある信号に対して適用されるからだ。

 

文字で書くとわけわからん テンプレ作ったほうが早い

 

実際のプレイ中にこんなこと一々考えるのはダルいので、テンプレ作って適用したほうが早いことに気づいた。というわけでよく使う線路型に対して信号配置のテンプレをつくった。

 

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pt1 単線で1面2線(もしくは待避線)の駅に接続する場合

 

最序盤で使いそうな形。単線なので駅間を1台の電車しか走れない。

駅構内で退避や追い越しが可能ではあるがキャパシティ狭め

 

 

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pt2 駅間に退避区間を設ける場合

 

駅構内はpt1と同じ。退避区間に信号を設けると2台走らせられる(路線設定によってはさらに可能)。序盤はこの形に落ち着きそう。

 

 

 

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pt3 複線にした場合

 

複線にすると信号を置いた分だけ電車を増やせる。駅構内はこのパターン配置だとスイッチバック(駅で停車して戻る)できるが、信号を一方通行にすると通り抜けオンリーになり、より輸送効率がよくなる。一方で特に貨物の場合は特定の駅でバックすることが多いため、スイッチバック可とした方が融通がきいてよろしい。

 

 

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pt4 複線で退避線を設ける場合

この場合各駅下車でない電車は駅中央の2線を通過するため効率がよい。輸送力が中くらいまでの路線はこの形が最終形となると思われる。

 

 

続きは次回

 

baisoku.hatenablog.com