ピアノと書評日記

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【ゲーム】cities:skylines 自然な街の作り方 その2

 

 

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前回

 

 

 

農業だけで食べていく

 

さて前回に引き続き、典型的な田舎町の元でもある在郷町を育てていく。前回はシステムの都合上工業地を作ったが、人口が伸びて農地を作れるようになったので工業地を壊すところからスタート。

 

工業地は8マス程度の敷地で10人以上雇用できる。一方で農地は32マスの敷地でたったの3人しか!?雇用できない。これではマップのほとんどが農地になってしまう。昔あったsimcityだったら農地だけでゲームが終わってしまいそうだ。とりあえず今の人口1100人が食える程度の需要メーターになるまで農地をばら撒いてみた。

 

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予想どおり農地だらけになってしまった

 

 農地が作る雑多な光景の必然

 

 農地が成長のエンジンとなるため平地はすべて農地となる。一方で住居は開墾できない山際に作られることになる。このため通常の農地は中心街的なものが存在せず街道沿いであっても平地であれば農地が続くことになる。

 

これに対して在郷町はやや発展し、加工品現場や商人が集う中心的なものが現れる。しかし他の都市形態に比べ(例えば城下町の本丸のような)都市のエンジンとしての機能が弱く、また唯一的なものではない。よって中心がぼやけ雑多な景色となるため、ゲーム上でも特に意識せず淡々と(一度作ったものを破壊せずに)プレイしていると、自然と似たような景色になる。

 

 

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雑多な光景が続く

 

在郷町から現代の都市へ

 

碁盤目派には気持ち悪い景色かもしれないが、これはなかなか美味しい展開だ。今後都市が近代化していく中で、おそらく中心を走る街道が舗装され、農地の一部は住宅や商業地になっていくだろう。さらに時代が進むと脇にバイパスが通り、賑わいの中心が移ることで、この街道は徐々に寂しい景色になっていく。いかにも現実にありそうな景色だ。

 

この街も現実の都市と同様に、過去の街の景色を下敷きとし、過去の香りが残っているような街を作ることを意識していきたい。とはいえこの街で時代の針を進めるのはもう少し先になるが。

 

 

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いずれは中心を走る街道も見捨てられていくだろう



次回 門前町

 

次回は寺院が街の中心である門前町形式の街を作りたい。なお在郷町形式のこの街も平行して拡張させていく。

 

 

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門前町は寺院への参詣客がエンジンとなって成長した街だ